結婚式にはもはや欠かせない存在となった映像による演出。新郎新婦の馴れ初めや、親族や友人からのお祝いの言葉など、会場に集まった多くの人にわかりやすく伝えることができるので重宝されています。そうした動画制作をプロに依頼する人も多いでしょうが、中には自分たちで作りたいと考える人もいるでしょう。そこで気をつけたいのが、動画を公開する場所に合わせた動画制作を心がけるということです。
動画制作は、凝ったものになるほどパソコンを中心とした作業となります。試写をする時も、大きくてもホームシアターくらいの大きさではないでしょうか。つまり、本番の大きなスクリーンで上映することを想定していないとう落とし穴があるのです。しかも、本番では来場者の話し声や笑い声が生まれ、音声が聞こえにくいことも十分考えられます。
映し出すスクリーンによってはテロップが見えにくいかもしれません。そうした様々な要因を加味しなければ、いざ本番という段階になって、予想していたのとは違う事態が生まれてしまう可能性があるのです。「音をはっきりと」「テロップは大きく目立つように」というのを意識するだけでも出来上がりは違います。そもそも作りなれていない人が動画制作をすると、あれもこれもと詰め込んで内容がパンクしがちです。
大切なところだけを強調するように編集すれば、すっきりとして伝わりやすい動画に仕上がることでしょう。難しいと感じる場合は、早めに専門の業者に依頼すべきです。